園舎リニューアルでは、
7年に渡って林野庁の国の事業である「木育」推進を受託する 東京おもちゃ美術館 監修のもと、
デザイナーのアイディアを交え、県産無垢材を生かした「2〜5歳児木育ルーム」をつくり、
世界第3位の森林大国に相応しい園づくりを目指しました。
多世代の人々に心地よさを与える木質率も考慮した、
白を基調とした木の香漂う落ち着いた空間です。
木育ルームをはじめ、県産材無垢材をメインに活用したあたらしい園舎が「ウッドデザイン賞」を受賞しました。
0〜1歳児木育ルームの人気者「樹齢500年杉の削り出しアート」も受賞しています。
※ウッドデザイン賞とは、木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みについて、特に優れたものを表彰し、木材利用を促進する顕彰制度です。
2016年、当園の木育に対する取り組みが
「第10回 キッズデザイン賞」を受賞しました。
※キッズデザイン賞とは、こどもたちのための成長を促進する取り組みを行っている団体へ贈呈されている顕彰制度です。
主催:キッズデザイン協議会/後援:経済産業省、消費者庁
赤ちゃんからはじめる木のある暮らし。
池田町100年杉30mm材を基調として、
「未満児向けのグッドトイ」や「樹齢500年杉の削り出しアート」、
北欧や日本の布で森の四季を表現した「ファブリックアート」、
「小型ヒノキタマゴプール」などを設けています。
広い床で思いっきりハイハイしたり、おもちゃで遊んだりして、
木の温もりや感触を味わうことができます。
また、柵にも“遊びの要素”を取り入れているのもこの部屋の特長です。
この部屋での保育がはじまって、
「お家でもよく寝るようになりました」「心やすらぎます」など、
保護者からの評判も上々です。
子ども達の創造力を刺激する「グッドトイ」。
つかまったり、抱きついたり、よじ登ったり、トンネルくぐりしたり・・・。
みんなの人気者「杉の削り出しアート」。
北欧や日本の布で森の四季を表現した「ファブリックアート」。
無垢のヒノキならではのいい香りに包まれて森林浴「小型ヒノキタマゴルーム」。
池田町100年杉30mm床材をメインに、
県産杉のルーバーで囲われ、秘密基地気分が味わえる中二階の「ごっこ遊びコーナー」、
畳スペースでコマ回しなどが楽しめる「ちゃぶ台コーナー」、
多樹県産材広葉樹の「感覚遊びコーナー」とエリアごとにゾーン分け。
多種多様なグッドトイを中心に、
10種の県産材を使った地元職人による「オリジナル積木遊び」や、
創造性を育む「壁面遊び」、コマ遊び、おままごとなど、
こどもたちが木の香りを感じながらのびのびと活動的に遊べる、
死角のない安心・安全な空間を作りました。
なかでも木のタマゴ1万2000個を敷き詰めた「ヒノキの恐竜タマゴプール」は、
プールの中に隠れた2000個の球体を探し出して、壁面のクーゲルバーンで転がして遊べるなど、
いろんな楽しみ方が詰まったこどもたちに大人気のスペースです。
コマ回し用にへりのある特注ちゃぶ台が配された畳スペース「ちゃぶ台コーナー」
おままごとやお店やさんごっこ、お医者さんごっこなどで遊べる、中2階の「ごっこ遊びコーナー」
14種の県産材広葉樹の色合いや質感を感じとってもらえる「感覚遊びコーナー」
イチョウやナラ、トチなど10種の県産材を生かした「オリジナル積木」と「オリジナルブロック」。
積み上げていくと、自然のグラデーションが楽しめる。
菱形の多樹種のマグネット積木を自由に組み合わせて、
生き物をつくったり、乗り物をつくったり、植物をつくったり・・・
創造性を育む「壁面遊び」
ルーバーに囲われた中二階や階段下でかくれんぼ。
子ども達は秘密基地気分で遊べ、職員からは死角のない安心設計。