火事になったらどうなってしまうのか、どうしたらいいのか、紙芝居や絵本を通して怖さを伝えたり,どういう危険が伴うのかも伝えています。保育教諭は、子どもたちの命を守るためにマニュアル通りに避難経路にそって誘導できるよう、子どもたちと共に訓練しています。
どうやって自分自身の身を守ったらいいのかを、訓練を通して身につけています。自分たちの体の中で一番大切な場所はどこかと、普段の生活の中でも子どもたちに伝え、そこをしっかり守るようにと伝えています。
これも月ごとに「交通教室」という集会を開き、子どもたちに交通ルールを伝えています。信号の見方、身近にある交通標識、さまざまな乗り物や音、その乗り物に関する人物をクイズ形式で合わせていったり、交通に関することや、大切なルールを伝えています。また季節に応じた危険なこと(例えば春なら遠足があるのでバスの乗り降りの仕方、夏ならプールあそびについて、秋の遠足があり歩いていくので、その時の注意事項、冬なら雪道の歩き方)を伝えています。
また、年に二度、福井市交通対策課の交通安全指導員に来園していただき、横断歩道の渡り方や実際に年長児は戸外に出て、横断歩道の渡る練習をします。そして、お散歩に行った時などに思い出しながら手をあげて渡ったり、交通標識を見たりしています。こうして子どもたち一人ひとりが学んでいけるようにしています。また佐川急便さんやヤマト運輸さんにも来園していただき、動物の着ぐるみなどを用いて楽しく分かりやすく子どもたちに交通安全について指導してもらっています。
今、乳幼児を対象とした事件が非常に多くなっています。そこで私たちの園では、以下のように不審者に対する警戒を行っています。また、それに対応するためのマニュアルもあり、子どもたちを危険から守っています。 また、圓のまわりは防犯・安全フェンスで覆われており、お子様の交通事故防止に努めています。2重扉、屋内外の防犯カメラ、緊急時専用電話の設置など安全、防犯対策にも力を入れています。
本館・新館玄関は、午前8時まで鍵が閉まっています。そして8時になったら鍵が開き、また、本館・新館に午前8時~9時まで保育教諭が立ち、子どもたちを迎えながら、不審者かどうか見分け対応します。午前9時以降は門を施錠し、来客者にはインターホンを鳴らしてもらい、対応します。
開錠時 | 施錠時 | |
新 館 |
午前8時~9時 園児と一緒に 保育室へ入室 |
午前9時以降 インターホン 対応 |
本 館 |
午前8時~9時半 保育教諭1人常駐 |
午前9時半以降 インターホン 対応 |
人の出入りが多い所(本館・新館玄関・園庭・駐車場)にカメラを設置しています。
園内にある防犯ベルを押すと、警備員がかけつけるセキュリティシステム(アイビックス社)を導入しています。24時間体制で警備しています。
年に1回、不審者から自分で身を守る為に、不審者訓練を行っています。福井南警察署の指導員に来ていただき、不審者役と観察役に分かれて想定訓練を実施しています。遭遇した時の避難方法や対応の仕方を一緒に考えます。
食中毒やインフルエンザなど、子どもたちをとりまく日常には目に見えない危険が存在します。子どもたちの健康を守るために、簡単で最も効果的な方法は、職員や園児がよく手を洗うことです。職員が正しく手洗いするとともに、園児にも正しい手洗いの習慣を身に付くよう努めています。
9.9秒間の手洗いでほぼ100%の除菌効果園。外からの様々な病原菌をシャットアウトするため、園内の手洗い場に”ポラリズム”(流水式洗浄除菌水生成装置)という消毒殺菌装置を設置しています。同機は、手足の洗浄だけでなく、備品などの除菌も可能な装置で、次亜塩素酸とスーパーオキシドイオンO-2の働きにより、9.9秒の洗浄で100%に近い除菌効果を発揮します。排出される水は、人体にも環境にも優しい中性で、安全な消毒水として厚生労働省からも認可を受けています。登園時、食前、排便後などに使用し、食中毒や様々な病気の二次感染の予防に努めています。
園と保護者のコミュニケーションを深める、連絡アプリを導入しています。様々な機能を利用しており、ICTにも力を入れています。
事故に対応できるよう、消防署よりAED救急法の講習を年に一回(月)繰り返し受けています。AEDは、万が一の時に備え、本館玄関に設置してあります。
事故の無いように気をつけておりますが、万が一の際を考慮いたしまして、全園児が日本スポーツ振興センター、AIU(アイル保健センター)に加入しております。