現代の幼児教育で重要とされている自由遊びの時間が長く、こどもが主体となって自発的にやりたいことに取り組む。そんなこども中心の保育形態を「自由保育」といいます。自由保育は、「放任」とか「勝手気ままに」ということではありません。当園では、外部講師とともに環境設定を行ない、一人ひとりの自主性を尊重しつつも、「遊びが発展しているか」「危険はないか」それぞれの様子を把握して発展の方向を見定めています。そして、幼児期に学んでほしい目標や狙いを達成できるよう、誘導しています。保育者は援助者として、こどもに寄り添い、困っているとき助けてあげる「わき役」なのです。
この自由保育が実践できるのは、当園が人材に恵まれ、多くの保育者の目があること(園児4名あたり保育士1名)が大きな理由の1つでしょう。思いっきり遊べる空間の中で、お友達と対話し、力を合わせて遊びを発展させていく。これからも、こどもの「やってみたい!」という気持ちを大切に、ともに成長していけるような保育を目指します。